優勝スコアをイーブンパーに設定した深いラフと狭いフェアウェイによる高難度セッティングが選手たちを待ち受ける全米オープンゴルフ選手権。今年で126回目を迎える今大会の舞台はシネコックヒルズゴルフクラブ(ニューヨーク州)。1891年に設立された全米最古のクラブで、今大会の開催は2018年以来6回目となる。今大会も、ローリー・マキロイが「(what we would consider)typical US Open conditions」と語るような、密集したフェスキューが生い茂るコースセッティングとなり、選手たちに高いコースマネジメントを要求するだろう。メジャー大会の中でも選手たちの忍耐力を試すほど難易度が高く、「アンフェアだ」とクレームが出る年もある。プロゴルファーに限らず、世界中で行われる予選会を勝ち抜いたアマチュアゴルファーも参加する今大会を制するのは果たして!?昨年は、大混戦を制したJ.J.スポーンがメジャー初制覇。最終日、首位と1打差の2位発進のスポーンは1番ホールから3連続ボギー。出だし6ホールで5ボギーと大きく出遅れてしまう。契機となったのは降雨による競技中断。再開後、上位陣が軒並みスコアメイクに苦しむなか、スポーンはツアー随一の難コースを攻略。12番ホールのロングパットを沈め1打差に詰め寄ると、17番ホールのバーディで単独首位に浮上。18番もバーディで締めくくり、唯一のアンダーパーとなる通算1アンダーで優勝。目まぐるしく順位が入れ替わる混戦を制した。