昭和を代表する映画スタア・鶴田浩二の生誕100年を記念し主演作品を2ヶ月にわたり特集。本作は鶴田はじめ東映オールスターによる戦争巨編。太平洋戦争で海軍が開発した人間魚雷であり最初の特攻兵器と言われる人間魚雷“回天”の創案、試作、訓練から誕生にまつわるエピソードと、昭和19年11月壮烈な特攻作戦に参加した回天特別攻撃隊・菊水隊の若者132人の青春を群像劇として描く。太平洋戦争末期、ミッドウェイ海戦にも敗北して戦況が悪化の一途をたどる中、上層部の反対に遭いつつも大里大尉（鶴田）と三島少尉（松方弘樹）が構想してきた人間魚雷の開発許可が遂に下り、完成した新兵器は“回天”と命名される。